晩年の子供 感想  私が晩年の子供を読もうと思った理由は、まずこの本は短編集なのですが、国語の授業で、晩年の子供、堤防などを読んで感想を書くというものをやっていて、他の物語も読みたいと思ったのが最初のきっかけでした。 この短編集は、主人公が全て女の子であり、ほとんどがちょっとずれた子に感じました。そして物語の年齢を照らし合わせると、この物語はフィクションとわかりますが、著者山田詠美さんが自分のことを書いているようにも思えます。 全部見たなかで一番考えさせられたのはやっぱり堤防でした。「私」は最初に堤防を登っていて海に落ちる運命ではないのかと考え、海に落ちた時から、地面が呼んでいるといって鉄棒から落ちたりと、運命にしたがって自分の力で何かをしようとはしていませんでした。 しかし一番仲の良い京子という人が、色恋沙汰で自殺未遂となって入院していた時、「私」は学校から病院まで全速力で走った時、堤防から落ちた時から初めて運命に逆らっている、自分の力を使っているということを感じました。ここから私は運命の考え方が変わったのかなと思いました。 また、京子が「海側に落ちるか、道路側に落ちるかは、本人の力で左右できる」と言っていたのにはいろんな運命の考えがあると思いましたが、私はそれと違う意見です。私は、運命は左右できるものとは思いません、運命は変わらないと思っています。「私」のようにすぐに運命と決めて海に落ちたりするのではなく、落ちようとせずにバランスをとって堤防から落ちないように歩くというのも運命であると考えています。つまり、そのまま落ちるか落ちようとしないかという行動がすでに運命によって決められていると思っています。京子が言うように運命を変えているのではなく、運命を変えていると思っているだけだと。 この本を全部読んで全体的な感想は納得したり、考えさせられたりしました。この本で特に好きだと思ったのはそれぞれの物語の終わり方です。完全に終わりみたいな書き方ではなく、続きがあるようなそんな書き方に魅力を感じました。  最後にこの本をよんで、色々なことを考えさせられましたが、頑張って生きることが大事だと感じたので、これからは頑張って今をいきたいと思いました。